全ては予行演習
初の模試と忘れ物
昨日田舎から姫路にやって来た。
普通列車を3本乗り継ぎ、約2時間半。
同じ県内なのに移動がものすごく大変だった。一泊2日の模試の旅。
高2生(新高3)。アスペルガーと嘔吐恐怖を持つ娘(性別違和を持っているので、なんと呼ぶべきか…。)は外出に色々困る事がある。
まず荷物の準備。取りかかるまでにこちらが重い腰を持ち上げなければならない。前日の夜になっても、用意しない。
当日の朝ごはんの後ようやく用意が始まる。
先月家族旅行をした際、いつも着ているジャージを忘れる痛恨のミスをおかし、また生理が突然来て、フロントに生理用ナプキンを買いに行ったりしててんやわんやだった。
その点今回は事前に生理が来ていたし、ジャージはばっちり。先の事をシミュレーションしながら、私も一緒に用意したので、大丈夫だと思っていた。
ホテルに入って、夕食(これも問題)を済ませ、私は大阪なおみちゃんの全豪オープンの優勝の瞬間を観て、おおはしゃぎ。ふと我に帰り、明日の模試の荷物整理を思い出す。
模試に要るもの……。出して、まずは受験票、ある。鉛筆…!え?ない!忘れた!
なぜ忘れたのか分からない。家で削って、キャップも閉めたはず。どうやったら忘れるのか?
気づいたのが前日の夜で良かった。私はコンビニに行き、鉛筆を6本買った。良かった。間に合った。私が買ったのが最後で、売り切れになってしまった。
もう1つの問題は外食。嘔吐恐怖症のため、「ここで吐いたりしないか?」「食べていて、吐いたりしないか?」がずっと気になる。
店の中では食事が出来ない。空気を吸い込んでしまう。肩が凝る。いつもの考えが浮かぶ。今回は「コンビニで買った物をホテルで食べる」事にチャレンジ。
これは大丈夫だった。周りに大勢いる所ではないから、食べられた。先月の家族旅行でもいつもより食べられたから、自信が付いたようだ。
今朝の朝ごはんはビュッフェ形式で、好きな物を選べるのと、人が割りと少なめだったからか、多少残したが食べられた。
そしていよいよ模試。他の学校の生徒の中で、おどおどしながら1人で会場に入って行った。
お昼ごはんをコンビニで買ってスタンバっていよう。